勝福寺仏教講話
第9回 特別法話会を終えて
2018/12/3 up
平成30年11月25日、和歌山県高野山の総本山金剛峯寺より橋本真人先生を講師にお迎え致し、
貴重な法話を拝聴しました。ご来山頂きました皆様には、心より厚く御礼申し上げます。
糸で紡いだ弘法大師(勝福寺蔵)
演題 『人生を弘法大師の教えに学ぶ』
橋本 真人 僧正 総本山金剛峯寺執行 高野山真言宗 教学部長 高野山真言宗「医王寺」住職 (和歌山県海草郡紀美野町) 略歴 1962年、大阪府岸和田市出身。 1985年、高野山大学文学部密教学科卒業。 高野山高等学校教諭、高野山大学非常勤講師、 高野山専修学院能化、高野山真言宗教学部次長及び 布教研究所副所長を歴任。 2017年から高野山真言宗教学部長として、布教の第一線に立つ。 |
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この度の特別法話会は、勝福寺の檀家さんは勿論、仏教講話の聴講者様、そして7月豪雨に伴う仮設住宅の掲示板にもアナウンスをさせて頂き、各方面から約50名の多くの方々にお集まり頂きました。
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約1時間、お大師様の御前で、心のこもったお話に会場全体が引き寄せられ、特に後半部分では生命の尊さに涙を拭う姿も多々見受けられました。先生の体験談は、まさにグローバルです。
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法話後、境内で手作りぜんざいのお接待を致しました。小豆は無病息災を象徴する食べ物ですが、県内の美星町産を使わせて頂きました。
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この日、勝福寺の子供茶道会で一緒にお稽古を頑張っている子供達がお手伝いに参加してくれました。子供達がいると、その場が向日葵畑のように雰囲気が明るくなるので、子供達の存在は偉大です。
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境内の一場面。この日は日中の気温が17℃くらいまで上昇して、ポカポカ陽気の穏やかな晴天に恵まれました。
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またこの日は、ご参加頂いた方々から生花の御供えも多く頂き、本堂、客殿、境内すべてがお花で潤いました。有難いことです。また、手造りの玉豆腐まで頂戴し、橋本先生に召し上がって喜んで頂きました。
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会場内に設置した西日本豪雨災害義援金用の募金箱には、合計15,904円が寄せられました。皆様の温かいお心は、後日、総社市と倉敷の2市へ全額寄付させて頂きました。誠に有難うございました。
こうして第9回特別法話会は無事に閉幕しました。次回の開催は未定ですが、また機会があれば是非、皆様のお越しをお待ちしております。