1250th Annivesary The birth of Kobo-Daishi

弘法大師ご誕生1250年記念法会

開催期間 令和5年6月12日(月)~6月18日(日)

2023/7/13up

先般、勝福寺におきまして、上記の期間で弘法大師ご誕生1250年記念法会をご修行いたしました。期間中、123名のご参詣をいただきまして、お大師さまのご誕生を賑やかにお祝いさせていただくことが出来ました。誠に有難うございました。今回はその時の様子をご覧いただこうと思います。どうぞ、ゆっくりとご覧ください。

イメージキャラクター 稚児大師・真魚さま
画:冨永洋さん


チラシ

 

1250-omote.pdf      1250-ura.pdf


記念品

 「栞」 4枚1組

    稚児大師・ 真魚さまのフィギュア(約3㎝)


6月12日 開白

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勝福寺の稚児大師像(楠)

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午前10時。本堂へ入堂

6月12日(月)。法会の初日。お大師さまの幼少期(5.6歳)のお姿を表現した稚児大師の木造(楠)にお性根を入れる開眼作法を3ヶ寺の和尚さま(総社市下倉より林松寺さま、山口県岩国市より萬徳院さま、倉敷市真備町より寳生院さま、そしてGikoohの4名)と参詣の方々と勤修しました。

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供茶の儀。

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ご寺院方による有難いお勤め。実に厳かな雰囲気のなか開眼作法を行うことが出来ました。

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中央に稚児大師像、両脇には父君・佐伯善通卿と母君・玉依御前の御影。
お供物は、善通寺さまの百味供養に習いたかったのですが、そこはご勘弁いただいて、23種の供物を御供えしました。

6月14日 山陽新聞掲載

新聞記事


6月15日 中日

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この日は、備中下道結集寺院さまにご助勤いただき、ご誕生法会を勤修することが叶いました。法会前の静寂の道場から。

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結集寺院の中本寺(結集を統率する寺)寳生院さまによる会奉行(法会の仕切り役)。本日の式次第が披露されます。

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午前10時。入堂

チーン、チーンと鐘を鳴らしながら歩を進めます。

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皆さまも、どうぞご合掌でお迎えください。

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法会開始。久代平野に響く厳かな読経の音。

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Gikoohが中央に坐して三昧の世界に入っていると、道場が半端ないオーラで包まれていることに気づきました。お大師さまが降臨されていたのでしょうか。厳かな雰囲気です。

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声明(奠供)

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祭文士、起坐。

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祭文は、祭典のときに神仏に対して祈願や祝詞を唱える願文のことおいいますが、今回はお大師さまのご誕生エピソードに独特な節をつけて声高らかにお唱えします。ご誕生祭(降誕会)の祭文は若い和尚さんが役を担うことが多いのですが、この法会の見どころの一つです。

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声明(散華)。先ほどの祭文から一転して、ゆったりと厳かな雰囲気に。声明をお唱えしながら紙の御華(約60枚)を散らし、道場に華を添えます。

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粛々と約1時間の法会はこうして無事に終えることが出来ました。

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参詣者の皆さまにご挨拶。

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一般拝観

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稚児大師像に見入る参詣者さま


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6月17日 快晴

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6月18日 結願

ご法楽(供茶並びにお茶会)

家内による供茶の作法

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画像の女性は小学校時代から子ども茶道教室に通っている生徒さんです。現在は高校2年生となり、大切な役目を任せられるまでに成長されました。他にも画像には写っていないのですが、水屋に大学生の男性が手伝ってくれました。有難く頼もしい環境になってまいりました。

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お大師さまもきっと喜んでおられることでしょう。

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床の間の設え。掛け軸は稚児大師。お花は季のもの。香合は沈香龍頭観音。

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供茶の後、ご法楽。般若心経をお唱えしました。

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子ども茶道教室の子どもさんによるお点前。(提供画像)

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お正客には大変上品な紳士の男性にお越しいただきました。(提供画像)

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総社市長、片岡聡一さまのにもご来寺賜りました。子ども茶道教室を立ち上げた当初から長いことお世話になっております。(提供画像)

総社市長のインスタグラムにもご紹介いただきました。


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客殿の様子。ご休憩所。ここで展示物を観覧いただいたりしました。

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雑貨販売コーナー。家内の知り合いで手作りのアクセサリーや雑貨を制作・販売されているママさんに依頼して設置いただきました。これが好評で、たくさんお買い求めいただいたようです。

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次々と訪れる参詣者さま。

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期間中お接待させていただいた和三盆のお干菓子と、冷し番茶。

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夢の中で仏さまと楽しく語り合う稚児大師(真魚さま)
画:冨永洋さん

皆さまいかがでしたでしょうか?写真を撮影できた日とそうでない日があり、まだまだ紹介しきれていないこともあります。最終日に総社高等学校の吹奏楽部をお招きして、素晴らしい演奏を披露いただきました。こちらの画像も掲載したいところではありますが、現時点では様々なことを考慮して控えたいと思います。
とにもかくにも、一週間の行事を無事に結願できたことは本当に有難く感無量の気持ちです。ご参詣いただきました皆さまに感謝申し上げると共に、ご寺院さま、期間中お世話になりました勝福寺役員の皆さま、お接待のうどんやポップコーンをお世話になりました有志の皆さまや、家内のママ友さま、お茶会を支えてくださった勝福寺子ども茶道教室の関係者さま、本当に大勢のご協力をいただきました。誠に有難うございました。