Gikoohの見聞記

4月20日up

3月中旬以降、新型コロナウィルス感染症関連の心配な話題が続いていますが、皆様はいかがお過ごしですか?悶々とした気持ちで日々を過ごされている人もきっと多いのではないでしょうか。
4月16日に、全国に緊急事態宣言が発表を受け、不要不急の外出は控えるようにしています。なので、今回の見聞記は多少upしづらいのですが、少しでも明るい話題をとの願いから、16日以前の些細な出来事を紹介したいと思います。
お釈迦様が「諸行無常」の御教えをお説きになっておられますが、良いことも悪いことも常に移り変わり、ひと時として同じではありません。今は、大変な時期かも分かりません。更に一波、二波、更に水害や地震が襲うかも知れません。しかし、やがてまた平穏な日常が戻るでしょう。その時に備えて、心は常に明るく、健康に留意して1日1日を大切に過ごしましょう。

3月23日

若い矮鶏(チャボ)の雄と雌の2羽、やってきました。子供達が名前を雄「マメ」と雌「ツブ」と名付けました。もともと勝福寺には20年ほど前から複数の烏骨鶏を飼育していました。目的は愛玩としては勿論のこと、有精卵の卵を採りたい為です。しかし、現在はメスが1羽のみ残りなり寂しそうにしていたので、新たに烏骨鶏を飼い足そうと飼鳥園を訪ねたのです。

ところが、近年は純粋な烏骨鶏は減少傾向にあり、現時点で全国から探すのは別として、近隣では既に入手は困難であることを知りました。ということで、矮鶏を迎えることにしました。写真は、勝福寺にやってきたばかりの状態。雌は約6ヶ月、雄は鶏冠の感じから生後5か月くらいでしょうか。

4月2日

勝福寺のソメイヨシノ。6割ほど開花。

4月2日

この日の午後、短い時間でしたが勝福寺から南東に車で約15分。自転車を積載して総社市清音方面を訪ねてきました。ここの桜並木は見事で車の往来も少なく、サイクリングを楽しみました♫。

4月3日

この日も短い時間でしたが、勝福寺から南西に車で約15分、倉敷市真備町にある「琴弾岩」という場所を訪ねました。この岩は、真備町出身の吉備真備公が、晩年帰郷した際に、「中秋の名月」を愛でながら、この岩の上で琴を弾いたと伝えられています。目の前には清流・小田川と真備の清らかな山々が望めます。


他に人はおらず静寂でした。吉備真備公に想いをはせるべく、岩上に座らせて頂きました。野点の抹茶セットを持ってくれば良かった…。

4月5日

(左側)スーパーのLサイズ (右側)矮鶏の初卵

OH ! 初卵を産んでくれました。大きさを比べるために並べました。矮鶏が成鳥になると約30g前後の卵を産むそうですが、まだ18gほど。小さいです♪

雌のツブちゃん。純白に赤い鶏冠が綺麗。

4月8日

晴天の元、開催時間を縮小して、お釈迦様のご生誕を祝う「花まつり」を行いました。

真備町産の竹製の花筒。ご参詣の方々が、お持ちになった花を生けられます。

花御堂。お釈迦様がお生まれになられた時、花は一斉に満開になり、花は満開になり天から竜王が降りてきて、甘露の雨(茶色)を降り灌いだという故事にちなんで、甘茶を掛けてお祝いする行事を花まつりといいます。

誕生仏。お釈迦様はお生まれになるとすぐ立ち上がり、東の方向へ7歩歩みより、右手は天を指し、左手は地を指して、「天上天下唯我独尊」と宣言されたと伝わっています。文字から想像すると、我れ独り尊し、とお感じになるかも知れませんが、真意はそうではなく、天にも地にも、自分の生命は、かけがえいのない尊い存在であることを自覚したものです。これはすべての人において言えることです。

花まつりを無事終了

渡り廊下より境内の桜を望む。

4月9日

翌日、10kgもの小豆の御供を頂戴しました。店頭などで、300g入りの小袋に入った小豆はよく見かけるのですが、ここまで大きな小豆袋は初めてなので少し興奮しました。とても有難いです。大切に使わせて頂きたいと思います。

花まつりで用いたお花を、本堂の真中心にある大壇に飾りました。拝むのも新鮮な気持ち。

幼稚園も、中学校もしばらく臨時休校で、子供達はこうしてよく鶏の世話をします。

こんなに懐いた鶏はGikoohも初めての経験です。大事に飼育すると、心が通うみたい。

右下、烏骨鶏。この子も以前は卵をよく産んでくれました。
どこを見ているのかな?

4月10日

子供達の意向もあって、鶏は数年前から増やせればと思っていましたが、今の時期になって迎えることになったのは、何かしらの意味があるのかも知れません。Gikoohはこれを仏様のお導きと捉え、今後の出来事を見守ろうと思います。

以上、Gikoohの見聞記でした。